トライアスリートになりたい 2.0

マラソン、ロードレース、トライアスロンにチャレンジします。レース参戦記やトレーニング、購入グッズの話題が中心です!

川崎マリンエンデューロ 2016 秋(レース前半戦編)

試走を終え、スタート地点に並びましたが、まだ他の人は試走をしていたので、端に寄って待っていました。

 

IMG_1304.jpg

 

真ん中よりちょっと前くらいからのスタートになりそうです。

 

「この位置だと、最初のうちは、先頭集団に乗れるな。1周くらいは着いて行けるかな。」

 

しばらくして、コース上に並び直しますが、自転車を倒して置くスペースもないほど密集してしまった為、ちょっと狭苦しかったです。

 

スタートまで、15分くらいありますが、このまま立って待つしかありません

 

今回は2時間エンデューロなので、ボトルは1本だけで足りると判断しました。

 

あとは、補給食でジェルを・・・

 

「・・・あ、ジェル忘れた!」

 

せっかく家から3つもジェルを持ってきたのに、ポケットに入れるのを忘れてしまいました。

 

今日は、準備段階で失敗だらけです。(涙)

 

「どうする?取りに行くか?・・・でも、もうすぐ競技説明始まっちゃうし・・・。」

 

「・・・まぁ、大丈夫か!」

 

この判断が良かったのかどうかは、分かりませんが、ジェルはあきらめました。

 

***

 

競技説明が終わり、もうすぐスタートです。

カチャ、カチャっと、みなさん、クリートをはめます。

 

会場の雰囲気も盛り上がってきます。

 

「とにかく、目標は3LAPされないこと!自分よりちょっと強い人たちの集団に食らいつくこと。」

 

自分もクリートをはめます。

スタートまでのカウントダウンが進みます。

 

「一人取り残されて単独走なんて事になったら、去年の記録は絶対に越せない。必死に食らいつく事!」

 

・・・3,2,1 スタート!

 

ローリングスタートなので最初はゆっくりです。

 

慌てて前の方に行こうとしている人も、ほとんどいません。

手慣れた感じのスタートになりました。

 

しばらく行ったところでグリーンフラッグが振られ、本当のスタートです!

 

一気にスピードが上がりますが、ついて行けます。

先頭集団の真ん中よりちょっと後ろくらいです。

 

時速は45km/h・・・速いです。(笑)

 

折り返し地点では赤いコーンを回りUターンします。

「十分減速してからの再加速」が必要です。

 

この再加速がきつく、集団が分断される原因になります。

 

しかし1周目は渋滞状態なので、ゆっくり回って、ゆっくり加速。

問題なく着いて行けます。

 

「1周目はこのまま行けそうだな〜」

 

逆風区間のストレートも楽に走れます。

 

出来る事なら、ずっと、この集団で走りたいですが、やはり自分には厳しいスピードです。

 

2周目以降ついて行った場合、最後までもたず、完走も危ういでしょう。

 

フィニッシュゲート手前にも折り返し地点があります。

ここも、減速→再加速の厳しいポイント。

 

ゲートを通過して、1周目終了。

 

先頭集団はまだまだ大きいですが、縦に長くなってきています。

しばらくすれば、中切れを起こすと思われます。

 

アップが十分ではなかった自分も、ちょっと息苦しい状況ですが、まだ無理している感じではありません。

 

2周目も、なんだかんだで集団の後ろの方にいましたが、中切れを起こしかけている状況です。

 

3周目になると、さすがに分断されてきました。

自分のポジションも、自動的に第3集団か第4集団になっています。

 

もちろん、先頭集団にずっといるつもりはなかったので、問題はありません。

 

むしろ、早く落ちついてもらった方が良いです。

 

4周目・・・なんかおかしい?

追い風区間で35km/hに届いていません。

 

「どうした?」

 

グループの前の方を見ると、先頭交代していません。

ずっと1人の人がひき続けています。

 

「これは、まずい。」

 

周りの人も、どうして良いのか分からない様で、動き出す気配がありません。

 

ちょっと後ろの方にいたのですが、とりあえず自分が先頭まで上がり、先頭交代しました。

(ちょっと、かっこいい)(笑)

 

200mくらい引いて代わります。

 

後ろには一緒に上がってくれた人がいたので、スムーズに交代できました。

 

「良かった。ローテーションが始まった。」

 

しばらくは、このグループで走ります。

 

5周目、6周目・・・

 

追い風区間で37km/h~40km/h。

逆風区間で32km/h~33km/h。

 

「これは良い!自分にとってまさに理想的!」

 

折り返し地点での加速が厳しいですが、それ以外は対応できます。

 

逆風区間で、時々ばらけそうになりますが、率先してブリッジします。

 

「できれば、このグループで最後まで行きたい」

 

そう思っていました。

 

・・・が、別れは突然やってきました。

 

7周目か、8周目でしょうか・・・

 

逆風区間で、後ろから先頭集団が迫ってきます。

周回遅れの自分たちは当然、左によけます。

 

「うわー、やっぱり速いなー」

 

・・・なんて、感心していたのですが、実はそんな場合じゃありませんでした。

 

先頭集団が通り過ぎた後、同じグループだった人達のうち数人がいなくなっています?!

 

「うわっ、もしかして着いて行ったの??」

 

先頭を回していた数名が、先頭集団に着いて行ってしまったようです。

 

「ついて行くなんて、すごいな、でも、マジか?!」

 

残ったメンバーで回そうとしますが、ばらけてしまって、どうにもなりません。

 

「これは、しばらく一人旅か・・・」

 

トライアスロンは、最初から最後まで一人旅なので、こういう状況にも対応できなきゃいけないのでしょうが・・・。

 

(レース後半戦編に続く)

 

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